2007.04.21 Sat
まだまだ
ワタナベはオカンである私が大好きだ。
同じようにかわいがり、同じように世話をして、同じように一緒に暮らしている姉のことは、子分としか思っていない。
私が何か食べていても、よほどのもの(例えば焼き魚トカ…お刺身トカですね)でない限りはフツーに寝ている。
が、姉がよほどのものでもなく普段のものを食べていても「ドレドレ?」とチェックが入る。それが例えばはっさくであっても一応チェックはする。
そして「ケッ」と顔をそむけて去って行く。
私がアイスクリームを食べていても「フゥ〜ン」という顔で見ているが、同じアイスを姉が手に取ろうもんなら、15センチの至近距離でプレッシャーをかける。
「おかあさん、同じの食べてるよ〜。ホラ〜。おかあさんからもらいなよ〜」
姉が必死で言っても、ワタナベは目をそらさない。
自分より格下のくせにナニ言ってやんでぇ。
ト、その目が言っている。
そう、この目。

そして姉が食べ終わると「ケッ…食い終わりやがった」と立ち上がり、
「おかぁさ〜ん、アイツくれへんかった〜〜」ト、私のヒザに甘えに来るのだ。
私がまだ、そのアイスクリームを食べていようがおかまいなしだ。
そのワタナベが体調を崩したのは去年の夏の初め。
それから毎日1錠、心臓の薬を予防としてのんでいる。
もうトシなので、腎臓がかなり悪くなっているらしい。
なんとか無事に過ごせてはいるが、それが…ここ2、3日イマイチ調子が悪いのだ。
食欲はあるのだがあまり食べれないようだ。でも食べれなくなったらもうおしまいだ。体力が落ちてしまう。
こらいかんぞ、なんとかして食べてもらわなくては。
ト、さっき猫用のふりかけを買って来た。
ふりかけといっても、カツオブシ。猫用の。
本当はあまりよくないのだろうが、まず食べてもらうことが先決だ。
袋をあけた時点ですでにワタナベの目に力が。
普段食べているカリカリをお湯でやわらかくして、そこにふりかけて、冷めたらよく混ぜて、ト。
テーブルの上に置き冷ましている間もワタナベはうろうろしている。そしてあろうことかいちばん高いテーブルに飛び上がろうとし始めた。
なんという食への執着だ。人間でいえば、もう90のおじいちゃんなのに。
さすが我が息子よ。森繁なみの息子だが。
あわてて冷蔵庫に入れて冷まし、急いで混ぜた。
……がっついている。
ああ、よかった。
一応は安心だが、これからどんどん心配なことは増えていくはずだ。
でもできる限りのことはやるからね、オカンも子分も。
これからワタナベの大好きな立ち抱っこ(私が立った状態で抱っこしてあげることです。座ったらダメらしい)の時間も、もう少し長くしてあげなくては。
まあ、こんな目で見られたら、何時間でもしてあげたくなることマチガイなしなのだ。

ま、子分にはこんな顔しないんですけどね。
立ち抱っこもオカン限定特典だしな。フフン。
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同じようにかわいがり、同じように世話をして、同じように一緒に暮らしている姉のことは、子分としか思っていない。
私が何か食べていても、よほどのもの(例えば焼き魚トカ…お刺身トカですね)でない限りはフツーに寝ている。
が、姉がよほどのものでもなく普段のものを食べていても「ドレドレ?」とチェックが入る。それが例えばはっさくであっても一応チェックはする。
そして「ケッ」と顔をそむけて去って行く。
私がアイスクリームを食べていても「フゥ〜ン」という顔で見ているが、同じアイスを姉が手に取ろうもんなら、15センチの至近距離でプレッシャーをかける。
「おかあさん、同じの食べてるよ〜。ホラ〜。おかあさんからもらいなよ〜」
姉が必死で言っても、ワタナベは目をそらさない。
自分より格下のくせにナニ言ってやんでぇ。
ト、その目が言っている。
そう、この目。

そして姉が食べ終わると「ケッ…食い終わりやがった」と立ち上がり、
「おかぁさ〜ん、アイツくれへんかった〜〜」ト、私のヒザに甘えに来るのだ。
私がまだ、そのアイスクリームを食べていようがおかまいなしだ。
そのワタナベが体調を崩したのは去年の夏の初め。
それから毎日1錠、心臓の薬を予防としてのんでいる。
もうトシなので、腎臓がかなり悪くなっているらしい。
なんとか無事に過ごせてはいるが、それが…ここ2、3日イマイチ調子が悪いのだ。
食欲はあるのだがあまり食べれないようだ。でも食べれなくなったらもうおしまいだ。体力が落ちてしまう。
こらいかんぞ、なんとかして食べてもらわなくては。
ト、さっき猫用のふりかけを買って来た。
ふりかけといっても、カツオブシ。猫用の。
本当はあまりよくないのだろうが、まず食べてもらうことが先決だ。
袋をあけた時点ですでにワタナベの目に力が。
普段食べているカリカリをお湯でやわらかくして、そこにふりかけて、冷めたらよく混ぜて、ト。
テーブルの上に置き冷ましている間もワタナベはうろうろしている。そしてあろうことかいちばん高いテーブルに飛び上がろうとし始めた。
なんという食への執着だ。人間でいえば、もう90のおじいちゃんなのに。
さすが我が息子よ。森繁なみの息子だが。
あわてて冷蔵庫に入れて冷まし、急いで混ぜた。
……がっついている。
ああ、よかった。
一応は安心だが、これからどんどん心配なことは増えていくはずだ。
でもできる限りのことはやるからね、オカンも子分も。
これからワタナベの大好きな立ち抱っこ(私が立った状態で抱っこしてあげることです。座ったらダメらしい)の時間も、もう少し長くしてあげなくては。
まあ、こんな目で見られたら、何時間でもしてあげたくなることマチガイなしなのだ。

ま、子分にはこんな顔しないんですけどね。
立ち抱っこもオカン限定特典だしな。フフン。
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