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がんばれ、大正村!  その2

実はこの日、天気予報では雨になるト言っていたのだった。
知ってはいたのだが、ウチを出る時は晴れていたし、この大正ロマン館に入る時までは晴れていたので、全く雨の心配などしていなかった。
が、一歩外に出た途端、遠くで鳴り響く雷。
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初代村長と議長の見送りを受ける。

雨…降るかねえ〜……。雷、すごいねえ〜…。
まだこの時点では全く余裕。とりあえず次にまわるか。

築320年になるという藁葺きの「旧三宅家」を観て、次は、大正村資料館へ向かう。
雷の音がちょっと近くなって来たような気がする。おまけになんだか暗くなったんじゃない?
「うーん…ちょっと急ごうか」
ト言うワケで、途中いくつかあった建物はすべてぶっ飛ばし。
それにしても…。
人がいない。
一応「村」などと観光地にはなってはいるが、囲いがあって集められている訳ではなく、普通の小さな町にぽつんぽつんとそーいう建物が残っていたり、移築されていたり、というだけなのだ。おまけに、大正と言ってはいるが正直、大正ってなに?大正ロマンってなんなの?トいう空気感があるのはどーにも否めない。大正時代に作られたものだけを集めたというわけでもないし、うーん…なんだろう…この曖昧さ。
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そんな中で資料館は立派な大正建築。どーん。実に木造百畳敷の4階建て。その昔は「繭蔵」として使われていたらしい。こりゃすごいわ。でもワタシが興味を持ったのは、その隣に建っている「大正の館」なのだ。ここは明治末期に建てられたものなので、大正のモノと言ってもいいだろう。
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……すげー。
まんま横溝正史の世界。
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この人力車なんて「病院坂の首くくりの家」のラストシーンに出てきそうだ。ま、あれは昭和の話だけど。
いや〜…なんかすごいなあ。
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おまけに、すぐ外の細い路地を車が通るたびに、家全体がガタガタガタ…ト揺れる。
一応観光施設にいるはずなのに、よく知らない田舎の親戚の家に、一人で置いて行かれたような心細ーいカンジがして来る。
……また雷の音が近くなってきた。雨はまだ降ってないのにかなり暗い。照明のせいだろ……う…………………ウ!!!
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うえーーーーーん!!!こわいよーーーーーうううう。
土雛の嵐。
なんでこんなに並べるの!一気に!
「壮観です」って、そりゃ壮観かもしれんけど、コワいコワいコワい。一個一個観れば、福助とかあって全然こわかないけど、これだけドカーン!と並べたらコワいって。

一枚画像を撮るのがせいいっぱいで、あたふたと逃げ腰になるチキン野郎二匹なのだった。




さらに最終章に続きます。




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今日も読んでくれて&応援クリック、どうもありがとうございます!ビミョーな空気感をなんとかお伝えできれば…と思ってるんですけど、むずかしーい。




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