実は先日、銀行に通帳記帳しに行ったわけで。個人のじゃなくて、店のトいうか会社の。一応会社にしてるんで、ウチ。姉が代取で。
で。
その銀行ってーのが、今の場所に引っ越して来る前の近所にあった銀行で。ココに越して来た時、その銀行の支店がココの近所になかったので、そのままソコに口座が残してある、ト。でもそれじゃーいろいろ面倒なので、近所の銀行に口座を開いて、今はそっちをメインにしている。なのであまりその銀行口座にはほとんど動きがなく、でも解約するほどでもないし…ということで、たまに記帳しては会計士さんに提出する…程度になっていた。
ちなみに、今の場所に越してきたのはカレコレ11年ほど前になるか。
はい、ここまでが前置き。長っ。

カラになったボックスティッシュにジンパチを入れてみた。
で、最初に戻る。
その、久しぶりの通帳記帳で。いつも通りATMに通帳を入れるとなぜか
「会社設立年月日の登録をお願いします。窓口でご相談下さい」
ト画面に出た。
なんやコレ。
今までこんなん1回もデタコトないし。会社設立年月日の登録てなんや。登録しとるがな。それも15年以上も前にな。なにを今さら言うとんねん。は?
ト、一通り心の中で毒を吐いたあと、おもむろにコンシェルジェカウンターへ。

おもむろに顔をずずずぃっっと突っ込んでみたタナ坊。
ちなみにあるんですよ、コンシェルジェカウンターが!銀行に。まーびっくりしましたねー、半円形のカウンターがドカンとあって、そこにおねーちゃんがいて、ご用件は?とか聞いちゃって、それに合わせて番号札取るト。そーいう便利なんだかなんだかよくわからんシステムになっておった。まーおばちゃんびっくりしたけども、そこはフツーの顔でおねーちゃんに、こうこうこういうワケで窓口にご相談てぇー言われたもんすから…ト話を通してみた。
するとおねーちゃんが「かしこまりました。ではこちらの番号札をどうぞ。通帳だけ先に通しておきますね」ト、にこやかに話をまとめる。
おーそーかそーか。よかよか。
鷹揚に待つこと5分ちょい。

見てれば出て来るかと、鷹揚に待つタナ坊。
番号が呼ばれたので、ひょこひょことそこへ行き「えとですね…」トまた同じ話をするA型日本人なオレ。
んが。
「左様でございますか。ではお通帳をお預かりしてもよろしいですか?」
ト、窓口のおねーさん。
は?!
いやあの、通帳だけもう持って行かれてますけども。さっき、受付の(←実際問題、恥ずかしゅーて『コンシェルジェの』とは、よぅ言えなんだ…)人に渡しましたけど?!
「え!?」
焦るおねーさん。

まったく焦らずジッとジンパチを見つめるタナ坊。
そしてワタシの半分キレ気味の声にビビってコンシェルジェカウンターから飛んできたおねいさんが、あわてて中に入り通帳の行方を追う。窓口のおねーさんもあわてて追う。
………おいおい。
この時点ですでにキレ気味通り越して呆れ気味。
ほどなく無事通帳が見つかり、今度は奥からベテラン登場。
「設立年月日を登録、と、出るわけですね?」
はあ。でも今さらそんなのおかしくないですか?今まで10年以上そんなの出たことないですよ?
「お調べしたところ、お客様のご住所が不定となっておりますが」
は~~???!!!
「郵便物が戻ってきているので」
もいちど……はぁ~~???!!

まったくキレる気配もないタナ坊。
移転したのもう11年も前ですよ?その時届け出しましたよ?
「いえ、お届けの住所はこちらになってますが…」
ト、見せてくれた住所は11年前のもの。
えー……そんなはずないんですけどねー。
「こちらからの郵便物はずっとお手元に届いてましたか?」
いや~いちいち覚えてないですよ。最近、ウチの会社宛に郵便物出しました?
「いえそれはわかりませんけど」
………っておい。
出したかどーかわかんないんじゃー、こっちだって来たかどーかわかりゃせんがな。
うーむ。

「出て来るかにゃー…わかんにゃいにゃー……」
でもこんなこと言い合いしててもラチがあかない。仕方ない。
じゃあもう一回登録し直せばいいんですよね?今の住所で。
「はい、そうしていただけますか?」
わかりました。で、それに必要なものってなんですか?会社の設立年月日がわかるものがいるんですか?
「はい。会社の謄本…のようなものとか」
……の、ようなもの?謄本ですか?謄本じゃなくてもいいんですか?
「…いえ、謄本です…」
謄本だけでいいんですね?
「あ、あと印鑑と」
印鑑…実印ですか?登録してある印鑑ですね?
「はい」
印鑑登録のコピーとかはいらないんですか?会社関係の書類だとコピーがいる場合がありますけど。
「印鑑だけでいいです」
…それが実印だっていう控えとかはいらないんですね?
「印鑑です、印鑑」
…………印鑑印鑑て。印鑑大爆発か。
ト、ちょっと笑いそうになったので一呼吸置いたのがいけなかったらしい。

偶然爪に引っかかって出てきたジンパチ。一息ついて、どや顔タナ坊。
アラ、この人…印鑑がわかんないみたいだわ…大丈夫かしら…ト、心配になったらしいベテラン銀行員。
心配そうな真顔で。
その真顔の真正面で、両人差し指で小さく四角を作りながら…
「
印鑑です。
いーんーかーんーー!」
♪これっくらいの、おっべんとばっこに…
ト、ついつい歌いそうになってしまった「いーんーかーんー!」のジェスチャー。
そんなジェスチャーされんでも、印鑑くらいわかるわっ!
てか、心配なのはこっちだわ。
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