2015.09.30 Wed
踊りなしでも郡上八幡 その1。
冬は雪が積もっちゃうし、
夏は夏で、ひと夏まるまる郡上踊りというのをやっていて
混みそうだなあ……となかなか行けず。
でもそんな事言ってたらまたすぐ雪になってしまう。
トいうことで、郡上踊りが終わった直後にいざ、郡上八幡!

車を駐めて、
まずは郡上八幡城から…ト思ったのだが徒歩で20分かかるらしい。
「20分でしょ?軽い軽い」
ト歩き出そうとする姉の背中に
ちょっとマテ、あんな山頂で20分だよ?
おまけに往復だと40分だよ?絶対ムリ!
ト泣きの一声。
「それもそーか」
で、車はそのままにしてまずは町をみて回ることにした。

車を駐めた安養寺。
立派だなあ。

古い町並みをぼてぼてと歩いていると発見。
おおお。
さすが水が綺麗なことで有名な郡上八幡。

普通の用水なのにこの綺麗さ。
魚が見えるよー。

だがしかし、この水は「飲めない」ト。
ま、そのへんはハッキリさせとかんといかんでな。

むむ?
なんだこの一句は。

こっちには、芋洗いけり。

踊りと水の町、とは聞いていたけども、ホントに水がキレイ。
家の前の細い用水もめちゃくちゃキレイ。
へーーー。
でも水がキレイ水がキレイってそれだけじゃ飽きちゃうなあ。

郡上八幡博覧館。
大正9年に建てられた元税務署を残して利用しているらしい。
「お、郡上八幡城と共通券だと安くなるよ」
おおそれなら寄って行こうか。どれ。
郡上八幡の歴史と魅力をご紹介、らしいけど。

さすがアユ釣りの本場。
釣師の紹介パネル。

ずーっとパネルばっかりだったところに突然現れたシトたち。
なかなかの撮影スポットになっていた。
……いったい誰だったっけなー…見たんだけどなあ。
一揆のヒトたちじゃなかったしなあ…。

お!紙芝居か?
なになに?
『紙しばい ご自由に 上演ください』
ご自由に…て。

………およして。
ご自由に、と言うとるわりにハードルが高い。
およしって誰やねん。

こ、こわい。
多分この白目のヒトがおよしさんであろう。
……上演したいのはヤマヤマだけどもここはひとつ……
そっと引き出しを引っ込めたワタシたち。

この郡上八幡博覧館では郡上踊りをレクチャーしてくれるコーナーもあって
それがとにかく大人気。
踊りのシーズンじゃなくても踊りが見られる、ましてや踊れるト
おじいやんおばあやんが大はしゃぎしていた。
だけどもワシらは踊りには興味がなかったのでそのままフェイドアウト。
そして外に出たらバスツアー客に埋もれる。

郡上踊りは8月中ずっとやっている。
徹夜踊りなんてのもあって、郡上八幡はこの踊りを中心に回っているのだ。

店先にはこうして野菜が冷やしてあったりする。
水がキレイだからできるんだなあ。

洋品店のウィンドウ。
手前の前掛けもすごいけど、なんといっても奥の
『ステテコ』。

さて、この細い路地の奥になんと国の『名水百選』の第1号に選ばれた
有名な湧き水があるらしい。
その名も『宗祇水』。

ほほう。
階段状になってるんだな。
上から飲む用、野菜とか洗う用、食器とか洗う用。
今でももちろん生活用水として活躍してるらしい。

あ!これか!さっきから町のあちこちに飾ってある謎の一句は。
『投句箱』に入れられてたヤツなんだな。
『郡上八幡みとくれ館に展示』て。
みとくれ館だったのか、あの家々は…。

それにしても宗祇水の綺麗なことよ。
写真にしちゃうと伝わらねーー。
ホントにキレイなんだから。

あまりにキレイなのでぐわしポーズ。
……の、つもりだったけど、
これじゃあ『ぐわし』じゃないじゃん。
これは妖怪人間ベムベラベロの手だ。

『郡上のアユと平和を守る清流のマドンナ
あゆレディー よろしくね』
………。
Ayu Lady……。
これはなにか?
『鮎』と『レディー』と『Are you ready?』とかけてあるんだろうか。

こちら夏になると地元の子供が橋の欄干から飛び込むことで有名な
清流吉田川。長良川の支流。
ほんとーーーーにめちゃくちゃキレイ。
予想の斜め上をいくキレイさ。

橋の上から見てるのに川底まで見えるってスゴイ。

おお、よくみたら『みとくれ館』と書いてあるわ。
てゆーか、郡上八幡でこんなに『みとくれ館』にスポットをあてた
ブログは他になかろう。
※またま登場パラダイスで申し訳ない。
夏はお出かけが多かったので。
もうしばらくおつきあい下さい。
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