2015.10.31 Sat
チームねこのニャガハマ遠足〜テツ入門編。

一等二等待合室には火鉢まである。
ニャガハマは北国じゃからのう…。

世話係室か。
アガサ・クリスティーの小説に出てきそうだな。
今あったら人件費が大変だよなあ。

むわ〜〜いい感じ〜〜。
駅の中にこんな部屋があるなんて、昔のシトってセンスいいなあ。

駅長室。
へーーー。
長浜駅初代駅長はのちに東京駅の初代駅長にもなったのか。
すごい出世じゃないか。

…だからって…冷凍保存しなくても(違。

細か過ぎるやろ。字が。
こんな時刻表困るわ。

かと思うとコレ。
汽船時刻表。
ざっくりし過ぎやん。

旅籠料。
一等と五等の差よ。

わーー、こーいうの昔のドラマとか映画に出てくるわ。
そしてエ印の火鉢。
エ印……斉藤工印だろうか。

2Fが撮りたいだけなのに…。
見切れるわぁーーー。

そして、旧長浜駅舎の奥には『北陸線電化記念館』。
この赤いのは電化後に登場したED70形交流電気機関車。
かわいいーー。色がかわいいーー。
おや、運転室に入れるようだぞ。
行こうぜ行こうぜ。

助手席的なところに座るトメ。
「発車オーライ!」
……。
ポーズといい、なぜかこう…抑え切れない昭和臭が…。
まあいい、今度は運転席に座って。

「カシャンカシャン!カシャンカシャン!」
レバーを握っておもむろにつぶやくトメ。
…カシャンカシャンって。
一体キミはなにをイメージしているのか。

「なに?」
い、いや……なんでもない。

隣りのD51にはとんだアイドル気取りが3人。

うわーーかっちょいいなあ。
でもさ、これは衰退して当たり前というか。
これだけ人が乗られない部分がある乗り物っていうのは
移動手段としては致命的だもんな。
でも、それだけに今あったらホントにゼイタクだよなー。

「そこ、ほんま狭いで!」
外からサニー山田の声がする。
うん、確かにめっちゃ狭いわ。
「半ケツやで」
トメ、運転席につく。
「狭いわー!」
半ケツか?
いや、半ケツはどうでもいいわ。それより……。

「カシャンカシャン!カシャンカシャン!」
……言った!

D51から降りると隣りのED70形に
うすぼんやりとアイドル気取りの姿が。

いかん。
めっちゃ笑ってる心霊写真のようになってしまった。

壁にはずらりと新橋から神戸までの鉄道開業の様子。
へー、これが西宮駅ができたときか。
…ん?『お雇い外国人技術者グレー』て。
なんだ?お雇い外国人。

あ、ここにもいるぞ『お雇い外国人技術者』。

あ!ここにも!!

ここもだ!!
もう普通に『外国人技術者』でええやん。
なんでいちいち『お雇い』をつけないかんのか。

あ!ここ……は違った。
てゆーか『お雇い外国人宿舎』て!
なんやねん、『お雇い』て!

おお、新橋駅か。
へー、東京駅より新橋が先だったのか。
「そうやんか、鉄道唱歌でそう歌ってるし」
は?なに?鉄道唱歌て。
「は?なんで?」
「なあ?」
……??ト顔を見合わすわしとヒヨコとえみさん。
朗々と声を揃えて鉄道唱歌を歌うトメとサニー山田。
さらりと一番を披露。
「これやで?知っとるやろ?」
知らーーーん!
「うっそやん!」
いやいやホントに!知らんよ?
「えみとヒヨコは年代かなーと思うけどリリさんが知らんのはないわーー!」
いや!ホントだって!アタシ習っとらんと思う。
「イヤイヤイヤ!知らんわけないわーー!」
「なぁーーーー?!!」
鉄道唱歌め。
知らんと言っとるのに。

さて、その隣りの長浜鉄道文化館に移動。
お?模型だ模型があるぞ。
「ドクターイエローもおるで!」
新幹線、動かしたろ!
「1番押せば止まる?」
横で見ていた子供が手を出さないのもいいことに
ばんばんスイッチを押すおれさま。
全部止めてやったわ!はっはっは。
「鬼やな」

電車の屋根の上も見える。
こんな細い架線で動くんだもんなあすごいよなあ。

あ!顔ハメパネルだ!
やろうぜやろうぜ!
でも4人分しか枠がないわ。
「あ、あたしいいですよ、写真撮ります」
えーーヒヨコも入ればいいじゃん。
「や、いいですよ」
「あ!衣装もあるわ」
「じゃあヒヨコは帽子かぶってみなさいよ」
「いいですよ〜」
いいからいいから!
「いやですよ〜」
「かぶってみなよ〜!」
「似合うって!」
「やですよぉーー」
いいから!ほら!似合う!!

無理矢理かぶらされたわりにはいい笑顔のヒヨコ。
そして記念撮影。

運転士はもちろん、カシャンカシャン!でおなじみのトメ。
そしてまったく打ち合わせしてないのに
まるで申し合わせたかのように手を振るわしら3人。

あーー楽しかった。
想像してた以上に楽しかったなあ、長浜鉄道スクエア。
ト、口々に言い合いながら外に出た時だった。
すぐ横に北陸本線の踏切があったのだがそこでなぜかカメラをかまえている
あんちゃんがひとり。
そして踏切の向こう側にもカメラをかまえているおばちゃんがひとり。
なんだ?なにかめずらしい電車でも来るのか?
北斗星か?
「ほら!リーも撮らな!」
「ほら!リリさんも撮っとかんと!」
「そうそう、テツヲタとしてそこは撮らないと!」
そ、そうか?!
「あ、来ちゃう!」
「来たで!!」
ヤバい!
バタバタバタと撮影ポイントに移動。

キタ!

バシャバシャバシャ……。

バシャバシャ………。
えーと。
撮りましたけど…。
なんの電車ですか、これは。
チームねこのニャガハマ遠足、やっと終盤。
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