2007.12.20 Thu
事件は新幹線で起こってるんだ!
新幹線の切符を発券しようと、エクスプレスカードの受け取り専用機の前の立ったところで気がついた。
前の人のカードが残っている。
エラいこっちゃ、困るだろーに…窓口に渡さんと……ト考えつつ、自分のカードを差し込み発券してみて驚いた。あと3分で出る!私ののぞみちゃんが!5分勘違いしとったがな!マママ、マジかいや!
ドドドド!とエスカレーターを駆け上り、すでにホームに停まっていたのぞみちゃんにギリで乗り込んだ。もちろん手には自分の分と、どなたかのエクスプレスカードを持ったまま。
どうせすぐ切符の確認のために、車掌さんが廻るだろう。その時に渡せばいいや。
私の席は3列目の窓側。夕方のハンパな時間なので席は比較的空いている。1列目も2列目も窓側の席しか座っていない。そして、ナゴヤを出てすぐにまだ年若い男子がうわずった声で押す車内販売のカートが通った。某チルドレンのタイゾー議員に似ている。
いつもよりかなり早いが、まあ見慣れたのぞみちゃんの風景ではある。
が、事件はその後起こった。
カートが通り過ぎてすぐ、1列目のオッサンが席を立って行った。カートを追いかけて行ったのか、トイレに行ったのかはわからない。白髪まじりのロンゲの茶髪を一つに結んだガタイのいいオッサンだった。見るからにサラリーマンではない。
私は音楽を聴きつつ、それをボンヤリ見ていた。
のぞみちゃんが三河安城駅を通過するのと同時に、オッサンがドタドタ戻って来た。イヤホンで音楽を聴いている私にも足音が聞こえるくらいのやかましさ。そしてドーン!と席を揺らして座った。
なんじゃいな?
ト、さっきの車内販売のタイゾーくんがあわてて後を追いかけて来た。
「申し訳ありません!」深々と頭を下げている。「サンドウィッチお持ちしました!」
「もういらんわっっ!」
怒鳴るオッサン。
「なんや!お前は客をなんやと思とるんや!え!お前!あやまりゃええと思っとるんか!え!」
「も、申し訳ございません!」
「申し訳やあらへん!お前、さっきなんて言った?もう一回言ってみい!お前、自分が何やったかわかっとるんか!」
……えーと。
とりあえずイヤホンを耳からはずすワタクシ。シーンとする12号車。
「ハイ…大変申し訳ございま…」
「あやまればええと思っとるんか!」
「お客様!どうなさいましたか」
そこへ女性車掌さんが登場。すでに泣きそうな顔をしている。そりゃそーだ。だってコワイんだもん。このオッサン。
オッサンが言うには、カートを追いかけてサンドウィッチを買い、その後その先にあるトイレに行こうとしたらしい。そのためにはカートを追いこさなくてはならない。なのに、タイゾーくんがカートをどかさなかった、ト。
「『通れますか?』言いよんねん!通れるわけあれへん!『通れますか?』言いよんねん!通れるわけあれへん!」
2回言うオッサン。
通れないとわかっていながら、オッサンはカートの横にむりやり体を入れたらしい。その時彼はホットコーヒーをちがうお客さんに売っていた。そして傾くのぞみちゃん。動くカート。挟まるオッサン。
「お前がちゃんと車を止めとかんからやないか!それにお前!俺が『痛い!』って言うてもどかさへんかったな!他の客の相手しとったな!なんですぐどかさへんねん!」
「…ホットコーヒーを入れたところだったので、まずそれをお渡ししてからと思いまして…」
「言い訳はええ!なんや!お前は今買い物しとるヤツだけが客か?!俺も客やろ!」
「申し訳ございません!」
「大体客に向かって、車動かしもせんで、『通れますか?』ってなんや!通れますか?通れるわけあれへん!通れますか?通れるわけあれへん!」
…えーと。
また2回言っとる。
「お客様、お怪我は?血など出てますか?」
車掌さんもあせっているようだ。「血など出てますか?」って、他にナニが出る?
「いや、内出血だけやから、大したことない」
…えーと。
カートと座席の間にオッサンが挟まったのはついさっき。そんなにすぐ内出血って出て来るもん?うーん…まあ場所によってとかよっぽどキツく挟まったら、出るんかなあ。
その後も車掌さんとタイゾーくん、そして途中からあわてて来た車内販売のマネージャーさんの3人を相手に、オッサンは延々怒りをぶつけていた。
のぞみちゃんは掛川駅も通過している。
もうええやんけー。40分は説教しとるぞー。それもおんなじことばっかし。
私はイヤホンを耳に戻していたので、説教される3人の姿が見えるだけですんだのだが、カワイソウなのは、私とオッサンの間の席の2列目窓側くん。私のように耳を塞げるものがないようで、助けを求めるようにキョロキョロしていた。
そりゃたまらんやろな。「通れますか?通れるわけあれへん、通れますか?通れるわけあれへん」ト必ず2回言うのを、すでに50回以上は聞かされているであろう。
そしてその合間に「内出血や」が入るのだ。
確かに客が通ろうとしてるのに、カートをどかさなかったタイゾーくんが悪い。でも通れないとわかっていながら無理矢理通ろうとしたオッサンも悪い。挟まったオッサンを見てまず助けなかったタイゾーくんも悪いが、手にホットコーヒーを持っていたのならそれもいたしかたあるまい。それを責め立てるオッサンもどうかと思う。
それもいつまでもいつまでも。
12号車全体にもうウンザリ…トいう空気が充満しだした頃、やっとJRトリオは解放された。
多分、女性車掌さんと女性マネージャーさんが2人してひざまづかんばかりに謝り倒したのが効いた、と思われる。
そして新富士駅を通過したあたりで、ナゴヤ駅で心ならずも拉致してしまったどなたかのエクスプレスカードを私は車掌さんに渡せたのだった。
それにしても、めんどくさいオッサンやったな。
ト、デッキで車掌さんにカードを渡した後、席に戻る際チラッとオッサンを観察した。
必死でJRトリオが謝った理由の一つがなんとなくわかった気がした。
オッサンの荷物は、紙袋ひとつだった。
それもゴルフのドライバーがむき出しで突っ込まれていた。
……そりゃ怖いわ。
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| 未分類 | 00:59 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑


コメ返し
今日も今日とて、今、みかんを5つ一気食いしました。みかん1つは約二口です。
>トメ、先がないことをいくら言い募っても仕方ないと思うんだけど、言う人多いね。だーかーらー結局どうすればいいわけ?ト思います。建設的に行きましょう、ト、横から言いたかったです。
>yuzu姐様、多分勢いがついていたんでしょうな、オッサン。それか関西人の血。クレイマークレイマー!深いなあ!さすがだ。さすがボキャ天出身。え!ゆずねー、そうだったの?!きっとインパク知、だね。うちの姉と同じですね、つまらんことも3回言えばおもしろい←姉の格言。
>utamaru様、マジックハンドなら紙袋に入ってるより、むき出しで持ってる方が怖いと思います。マジックハンドむき出しで、新幹線に乗ってる図。それもオッサン。
>つゆちゃん、確かヒコーキだとなんかそーいう規定があったと思います。他の乗客とかクルーに迷惑な行為がなされた場合、降ろせるんじゃなかったかなあ。危険行為だったかなあ?いちゃもんなら危険ではないしな。でもいやだね、ヒコーキでそれは。あれこそ逃げ場がないもんねえ。
>ルチ将軍様、ビールをただ飲みしてたワケじゃないと思うので、いいお客さんだったと思いますよ。あの車両行けばビール売れるわよ!とか噂になってたかもしれません。販売のおねーさんはうはうはで、まわりの席のお客さんがウンザリしてたって可能性はありですね(笑)。
>あっこ様、ヒコーキと違って新幹線って止められない気がする、ドライバー持ってても。どうだろう…止められても突破してそうな気もするしな、あのオッサンなら。やりますか!サラリーマンNEO!見なきゃ!30日ね!31日は笑っちゃいけない、だしな。うわー楽しみだなあ、年末。
>み様、タイゾーはね、顔がね、ビミョーに反感買う顔なんだよね。なんか…。ちょっと損してるね。ちょっと気が強い小学6年生ってカンジの顔。オッサンたちは、毎日さみしいのかねえ?
>チャチャ猫様、他人に怒鳴ってストレス発散って、心が狭いと思いますねえ。いやだなあ。このオッサン、デッキでしゃべってるケータイの声もでかくてねえ。耳遠かったのかねえ?…へるめすのニットキャップかぶってたけどねえ〜。へるめすオレンジが悲しかったです、ちょっと。
今日はあまり仕事をしていませんでした。反省。明日は働く!きっちり。がんばる!がんばるぞー!←自己発破。
| ワタナベリリコ | 2007/12/21 00:42 | URL | ≫ EDIT