2008.04.01 Tue
サヨナラはチョコレートにのって。

5年も勤めてくれてどうもありがとう。ウチとしてはとても痛いけど、でも、やってみたいことがあるなら、若いうちにどんどんやった方がいい。
ああ、F尾がいなくなってドカンと平均年齢が高くなってしまった。
送別会だし、普段なら絶対行かないようなところにしよう。
ト、いろいろ考えて、ホットペッパーで見つけた「チョコレートフォンデュー・スペシャルコース(飲み放題付き)」というのにした。聞いた事もない店だけど…まあいいか。
予約の電話をしたのはワタシだが、その時点で一抹の不安は感じていた。
チョコレートフォンデュー以外の料理はナニがあるんですか?コースですよね?
「えーと、サラダ・揚げ物・肉料理・魚料理………正直言ってちょっとボリュームは少なめです」
ボリュームが少ないって、量が少ないってことですか?
「はい。チョコレートフォンデューに力を入れすぎて、ちょっと予算が…」
ああ、じゃあフォンデューの方は結構ボリュームあるってことですね?
「はい!そっちはかなりあります」
……まあいいか。最初から料理の量が少ないって言ってるけど。
料理だけではオナカいっぱいにならないって言ってるけど。
でもまあ満腹になってチョコレートフォンデュもキツいしね。
ト、ターゲットはチョコレートフォンデュに絞っての、店選び。
店に着くと、見るからに慣れない手つきのバイト男子がグループ客の飲み物をおろおろ出していた。
まったくこっちを見ようともしない。
……こりゃいかんぞ。この店はいかんぞ。すでに後悔。
仕方ないので「すいますぇ〜〜〜ん!」ト声をかけて、予約席に座った。
座ったはいいが、そのあともまったくナニもない。説明もなければ、おしぼりもないし、もちろんドリンクのオーダーもない。
が、声をかけるのも躊躇するほどのおろおろぶり。
しばらくそのまま待ち、やっとカウンターで一息ついたところの彼に聞いた。
あのー、メニューかなんかないですか?
「……め、メニューですか………。でも、コースでご予約いただいてる……」
でも、全くなんにも出てないし、ドリンクもどれを頼んでいいのかもわかんないし。
「あ、もうお料理は取りかかってるので。ど、ドリンクはこの紙に書いて下さい。メニューを見て」
あ、そーなの。もう飲み放題の時間には突入しちゃってるわけね。
それにしても……なんだかなあ……。
でも文句を言っても仕方ないので、とりあえずドリンクをオーダーして乾杯!
「F尾ちゃん!お疲れさまー!これからもがんばってねー!」
「ありがとうございまーす!」

飲み放題の店なのに、乾杯で「ほうじ茶」を選ぶのは、アリか?
どう見ても〆の雑炊が終わった後のテーブル。
淋しくなるねえ。
ト、餞別を渡したりしつつ送別会は進む。
「お待たせしました〜。揚げ物になります」
………えーと。
これは、なに?

なんで4コ?!
ワシら5人おるやんけ!予約も5人やんけ!4人で店に入って席に着く時、姉がまだ駐車場で車を停めてただけなのに「ご予約は5名様のはずですが!」って強く言って来たのはそっちなのに。
おうおうおう、5人で食っとるの見えとらんのかい!
「あ、すぐ揚げてきます!」
そして出て来た。

……この皿のセンスはいったいナニ!
どれもこれも、潰れた旅館から買い取ったような食器ばっかしだとは思っていたが、これはすごすぎる。
なんで、鶴?!結婚式場か!
もうここまで来ると、怒る気にもなれず。
次はナニをしてくれるのか、かえって楽しみにすらなってきた。
それにそろそろメインのチョコレート・フォンデューの出番だ。
あ、あれか?!
バイトには任せておけないとばかりに店長みずからがマスィーンを抱えて来た。
ま、バイトと店長の二人しかいないようだが。
「フルーツをチョコレートにつけてお召し上がり下さい」
はー……………い……??
これ、つけれる?

ぽたーり、ぽたーり…ト垂れるチョコレート。
少なすぎる!
チョコレート・フォンデューっちゅーくらいなんだからさ、もっとタラ〜ッと滝のように流れ落ちるチョコにフルーツをボチョンとつけて食べるものだろう。
これはあまりにもショボイ。ショボすぎる。
なにが「チョコレートフォンデューはボリュームあります!」だよ。
すいませーん!これってチョコレート少なくないですか?
途端にムッとする店長。
「そうですか?!」
そうですかって明らかに見ればわかるやろ。
「私が前、よそで食べた時はもっとダーッとチョコレートが流れてて〜……」ト、はるちゃん。
「でもこれで1本入れたんですけどねっ!」
1本入れたってなんだよっ!
わかるよ、わかる、これがハーシーのチョコレートソースだってことは、私らみんなわかってるよ。でも、客に対して「1本入れた」はないだろうが。
でもあまりにもこれじゃあ……。
「じゃあもう少し入れますので!」
あ、キレてる。
普通はもうちょっとチョコレート垂れてますよねえ−。
「…それはもっと高いところ……」
高いところなら、もっとチョコもふんだんに使う……って、ソレはアンタが言うことじゃないだろう。
「でも、ホットペッパーの写真だと、もっとダーッと流れてました…」
「もっと入れますんで!」
姉の言葉を遮り、どぼどぼとハーシーのチョコソースを入れる店長。

「このチョコレートって温かくなるんですよね?」今度はF尾が口を挟んだ。
「なりません!」
あ、そーなんですか?でもここに「ヒーター&モーター」ってボタンがあったから、それにしちゃったんですけど。
「ああああ!やめてください!壊れます!」
は?そーなんですか?ああ、ごめんなさい。
「これ、外国製で、壊れたらすごいお金かかるんで!…2万とか!」
……外国製で、壊れたらお金かかる。それも2万。そんなことぶっちゃけられても。
でもフツーは、あったかいもんだと…。チョコが冷たいままだから流れないんじゃないか?
「チョコレート・フォンデュって、温かいですよねえ、普通は」チョコフォンデュー経験者の姉とはるちゃんが口を揃えて言う。
「そこまでは…わからないんで……」
そこまではってなに?!
わからないって!!
「とりあえず、もう1本入れましたんで。これで」
開き直った店長は、ブッチューッとチョコソースを絞り出して厨房に戻って行った。
ごめん、F尾。
最後の最後までこんなんで。
なんで普通の送別会にならないんだろう。
ま、これはこれで楽しいけど。

どうやっても流れ落ちるまではいかなかったので、イチバン上の、ぼこぼこ沸いて来るところにバナナを突っ込む059。
見ようによっちゃ、茶釜から柄杓でお湯をすくってるとこに見える。
こんな、ウチらしい送別会。
……F尾、これからもがんばって。
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毎日応援ありがとうございます!これで全員妙齢チームになってしまいました。えらいこっちゃ。
| 未分類 | 00:18 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑


コメ返し
髪が伸びてきました。座敷童子のようになっています。えらいことです。
>チャチャ猫様、おいしいかどうかは聞かないでください。ハーシーのチョコソースにフルーツをつけた味です。そのままです。ほんとはもう少し生クリームとか混ぜるんじゃないのかなあ。ね、チェックしないと駄目ですよね。
>yuzu姐様、ついでに教えとくけどね「チョコが温かいはずですけど」ってウチらが訴えた時、ヤツは「…かも、しれません。そこまではちょっと」って言ったんですよ。かーも!ってどうよ、かもしれませんって!きっとわからずにとりあえず人気らしいからってんでメニューにしたんだろうな。で、あのマシーンもきっと中古。
>トメ様、酒のつまみ…うーん、ラムとかブランデーとかならいいんじゃないの?赤ワインとか?チョコフォンデュ、私ももういいです。
>hiroe様、このマシーンはチョコが循環するんですね、で、上から沸き出して、下に滝のようにタラーリと流れ落ちると。最終的には少ししか残んないんじゃないですかね?チーズフォンデュと同じで。鍋でやるのもあるみたいですよ、オイルフォンデュの店でデザートに出て来たりね。
>デーモン歌丸様、どはははは!最近の結婚式はそんなことになっちょるのかー!ちなみにこの店、メニューに「シャンパンタワー(要予約)」ってのがあったんですが、この調子ならシャンパンタワーも下までシャンパンが行き渡らずにしょぼく終わることだろうて。
髪、自分で切っちゃおうかしら。美容院なかなか行けないし。うそ。そんなことしたらどえらいことになりそうだ。
| ワタナベリリコ | 2008/04/02 21:49 | URL | ≫ EDIT