2015.03.04 Wed
おひなさん散歩in足助
遠足解禁だ。
トやってきたのは豊田市にある香嵐渓。
みなさんご存知のTOYOTAの豊田市だけども、実はわりと山だったりして
この香嵐渓も紅葉の名所として全国的に有名。
だがしかし、紅葉のシーズンは紅葉の葉っぱと同じくらい人がいて、
いったいあたしゃナニをしに来たんだ…トわからなくなるくらいなのだ。
だからこそのこのシーズン。
さあ、心の目で見て。
もみじで真っ赤に染まっている香嵐渓を!

おお!!美しい!!
…はい、小芝居が終わったところで今回の目的。
別にこんな閑散とした香嵐渓が観たかったわけじゃなく、
香嵐渓近辺の『足助町(あすけちょう)』。
古い町並みがあってなかなかヨイ、と聞いてはいたのだが
来る機会が今までなかったのだった。

でもって、来てみたらこんなことをやっていた。
『中馬のおひなさんin足助』。
昔の伊那街道の中継地点だった足助町。信州から三河地方にモノを運ぶ『中継馬』、
『中継に従事する人』が『中馬』の語源らしい。
この中馬に古くから伝わるひな人形を、民家や店先に飾って散策を楽しむ、というもの。
へー。
今年で17回目なんだー。
がんばっとるなー、足助。
どれどれ、観て廻ろうかね。

…おおおお。
しょっぱなからなかなかのインパクト。
こんなモノが、普通に焼肉屋さんのウィンドウに飾られてるワケね。

シンクロするふたり。
こんな感じであちこち飾られとるのか。
ト、町をぼちぼち進むと足助交流館に到着。

おお、豪華なおひなさまがどーんと。

お内裏、お雛、お内裏、お雛、お内裏…
集団結婚式みたいになっとるな。
あ、『お内裏様』も『お雛様』も両方とも『お殿様とお姫様の一対』をさす言葉
らしいので、これじゃあどんどんダブっていっちゃうわ。
ト、こんなに大勢のおひなさんがいる中で、
ワタクシが注目したのはなぜか……

このシト。
なんかいい。

途中で2Fに展示してあるのもあった。
すごいなあ、いろんなお店がそれぞれ工夫して飾っておる。

これは竹びなというらしい。
いろんなサイズの竹を組み合わせて人形を作っている。

頭がひしゃくみたいなのがお内裏様だろうかね。
ワレワレハウチュウジンデアル…と言われそうだけどな…。

古い町並みと聞いていたので、飛騨高山とかあーゆーのを想像してたんだけども
全然違うなあ。
でもところどころいい雰囲気。

途中、『120年前のおひなさま』トいう張り紙を見つけたので
とあるお店に見学に入ってみた。
食器用洗剤やらマッチやらクイックル○パーやらに並んでおひなさん。
めっちゃシュール。
シュールなんだけどこーゆーのもアリじゃない?という感じで
ユルくていいわー。

で、これか。
120年前のおひなさんは。
漆喰、ト書いてあるが土人形のことなのかなー。
この足助町あたりの西三河地方では江戸時代後期から戦後まで
土人形がよく作られていたらしい。
だから土ひなもたくさんある。

こちら、大正時代のおひなさん。
こーいうのも保存するの大変だろうになあ。

などと姉と語らいつつ歩いていると
なにか視界に気になるモノが……。

おおお!!
いい顔しとるなあ……。

おや?なにを焼いとるんだ?
「あ!あれ食べる!」
あわあわと駆け寄る姉。
なに?
「焼き草餅だって!」
へーー、おいしそう。
てゆーか、目が早いなあアンタ……。
さすが甘いもん好き。

これ、うまーーーい。
焼いた草餅、初めて食べたけどホントうまーい。
なんだか足助いい予感がする。
食いもんうまそう。
はい、こんな感じでユルく始まった足助散歩。
しばらくおつき合い下さい。
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| パラダイス | 07:26 | comments:5 | trackbacks(-) | TOP↑
足助って知らないと読めないかもね。
ワシは読めるぞ、えっへん。
| 留吉 | 2015/03/12 21:52 | URL |