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夏の汗かき遠足〜完結編。

金刀比羅宮御本宮からぼてぼてと階段をおりる。
のぼりにくらべりゃあ楽だけども、ひょいひょいと…というわけにもいかない。
足がワナワナしているので必要以上にグッと踏みしめて一歩ずつ慎重に進む。
ここは雪山か。


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かっこいい狛犬コレクション。


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全然違う魅力。


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んー、これもいい。


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もちろん、表書院も見学。
かの有名な円山応挙の襖絵が観られるのだ。
その中でも特に有名なこの水を飲む親子虎の図。
いや〜ホントにサニー家のぽっちんにそっくり。
そしてもう一つ気になったのが庭の池。
ポコポコと2カ所から水が湧き出ているように見えるのじゃが…まさかなあ。
湧いてでてるわりには…こう言っちゃなんだけど……アレだし。

念のため、出口で、受付にいたオバちゃんズに確認。
あの池って湧き水……
「…じゃないの!」
コソコソと答えるオバちゃん。
「あれ、電気なの!」
ちょっと得意げ。
あ、やっぱし。
「湧いてるみたいに見えるでしょ?」
はい、仕掛けが見えなかったんで。
「ふふふー」
…えらい得意げだけども、キミが仕掛けたわけじゃなかろう。


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そしてようやくここまで戻って来た。
旧金毘羅大芝居、通称『金丸座』。
現存する日本最古の芝居小屋で、
今でも毎年春、四国こんぴら歌舞伎大芝居が開催される。
以前、中村勘三郎さんがココで演じているのをTVで特集していた。
それがとにかく印象に残っていて、
ずーーっと、いつか観たいなあ…ト思っていたのだ。
勘三郎さんをここで観るのはもう叶わなくなってしまったけど、
その勘三郎さんと同じ場所に立つことはできるのだ。


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入り口ちっさ!!
身をかがめるトいうより、縮こまらせないと無理。
リュックを背負ってるのでさらに小さくならないといけない。

そして中には、案内のおじさんがいた。
「よかったら案内しますよ?」トいうことなので、お願いすることに。


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「ここ、下足場。昔はここで草履を脱いで番号札を受け取る、と」
へー、昔からそういうしくみはあったんだ。
「草履だからこうして引っ掛けておけましたけど、靴は引っ掛けるとこがないから」
ま、そーですわな。
それで今はもう使われてない、ト。


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ふわーーーー!すげー。
「金丸座は電動じゃなく、昔のまま人の手ですべて動かしてるんですよ」
え、セリも?
「そうです」


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「この花道の七三の位置にあるのがすっぽんです」
あ、ピョン!と役者さんが飛び出して来るやつですね。
「すっぽんから出て来るのは妖怪か幽霊って決まってるんですよ」
そーなんですかー。
「もちろんそれも人の手で飛ばすんですがね」
すごいな、それ。


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すっぽんから真横を見ると、そこに貴賓席。
「役者さんはここで立ち止まって挨拶をするんですよ」
へーー。


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「この天井、ブドウ棚って言いいますが、
500本ほどの竹でできとります。花吹雪を散らすとすごいですよ〜」
はーーー、すごそう。
「横のかけすじは宙乗りするためのものです」
そんな昔から宙乗りってあったんですか!すげーー。


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舞台から客席をみる。
勘三郎さんもこうしてみたんだなあ。


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残りはひとりでふらふら観ることに。
裏にももちろん入れる。
廊下、めっちゃ趣があるわ。


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それぞれの控え室があったりする。
ここは床山さんの部屋。


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さて、舞台の下に潜入。
階段急やわー。丸亀城並み。


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廻り舞台の下はこんなんなってて、
今もこれをすべて人の手で動かしてるなんて。


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この小さな穴みたいなのは空井戸。
ここから舞台に出入りしたり、早変わりに使ったりする。
ちっさいなーー。


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さてこちらは2階席。
結構観やすそうでいいんじゃないか?
枠になってる下の平場よりも座りやすそう。


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西桟敷の貴賓席から舞台をみる。
ほほう。
高貴な方はこんな感じで観とるんかー。

念願かなった金丸座。
いつかはここで歌舞伎が観てみたいなあ。
ここならまあ、がんばればすぐ上がって来れるしな。
階段も数段ですむし。


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参道でやっとのことでうどん!!
温玉おとしのぶっかけ。
これがもう〜〜うまいのなんの!!
400円くらいだったかな、ほんとウマイ!!

参道からすぐのホテルに戻り、預けていたパートナーを引き取り
………さてどうしよう。
隣りの善通寺に行くほどの時間はないし、
かといって駅で待つほどでもない。
まあ駅に行く途中になにかあるかも。


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あった…。
その名も『喫茶 駅前』。


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マスターのおじいやんと、汗まみれのわたくし、マンツー。
名物一刀彫りがあちこちに置かれている。
『特別価格!』『赤字覚悟!』ト書かれているところをみると
どうやら売り物らしい。


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おじいやんが入れてくれたコーヒーを飲んでいると、そこに
常連さんらしいおじいやんが入って来た。

「今日、木曜日だと思ったらちがった」
「病院?」
「……あぁ??今日よ、木曜日だと思たら違う」
「病院か?」
「…あぁ…」

かみ合ってないけどいいらしい。


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トイレで汗まみれのTシャツを着替えて小マシになって出て来たら
どうやら一刀彫りの話題のようだった。
「これ売れるんか」
「おぅ、安いでな」
「安いちゅうてもあれや?」
「安い」
「ん?」
「原価」
「ん?」
「こんなうまげな」

もうずっと見ているであろう一刀彫りの値段が、
なぜ今日になってそんなに気になってしまったのか、常連おじいやん。
そして、さっさと教えてやれよマスターおじいやん。


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その後、一刀彫りを買った人がお礼にとスイカを3つ送ってくれた話とか
他にも地方の名物を送って来よる話とか
観音さまばっかり毎回買う人の話とかを聞きながら
いい時間を過ごし、駅に向かった。


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帰りもこんぴらさん色の電車に乗る。


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押しボタン。
こんなの写真撮ってるなんて旅行者丸出しだけどいいのだ。


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夏の旅行って、暑いから絶対避けてたけど。
思ってた通り楽ではなかったけど、でもそれ以上にとにかく楽しかった。
丸亀も琴平もいいとこだった。
ホントに来てよかった。
ちょこちょこ小金を貯めて、またどこかに行けたらいいなあ。


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瀬戸内海、きれいだった。
うどん、おいしかった。
こんぴらさん、きつかった。
丸亀城、ちっs…。

いつか、また。







長々とおつきあいくださってありがとうございました。
夏の遠足・初四国、これにて終了です。





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COMMENT

私も「金丸座」テレビで見ましたよ。
本物見たかったな~。団体旅行だったんで時間がなくて。
うどんはしっかりおかわりしましたが。
もう登れないんだろうな・・・と膝をなぜつつため息の昨今。
おでえ様旅行するために小銭を貯めなくては。

| kosanta | 2015/09/06 10:56 | URL | ≫ EDIT

こんぴらさん懐かしいです~
私は高校の修学旅行で行きました(遠い目・・・)
京都と、なぜか岡山方面だったのです(瀬戸大橋できたばっかりだったから?)
そして倉敷かこんぴらさんかどちらか選ぶ、というオプションがついており、
母に、「若いうちじゃないと階段のぼれないわよー!」
と力説され行った覚えがあります。
いや~高校生でもかなりしんどかったですよ、あの階段^^;
リリさんの写真で遠~い記憶が少し蘇りました。
あと讃岐うどん!美味しいですよね~。
階段は辛そうだけど、うどんは食べたいな~

| 悠母 | 2015/09/04 23:21 | URL |

歳を取るごとにカラダのあちこちがアレになってくるけど、逆に神社仏閣の良さがわかってくるあたりは良いよねー。
狛犬さんも、その個性を愛でる気持ちが生まれてきますわい。
その芝居小屋、私もTVで見たかも…
奈落?って言うのかな、地下のからくり面白いね。

| 留吉 | 2015/09/04 12:27 | URL |

o(^-^)o

おはようございます(_)

階段登りは大変だったですが楽しい旅になってよかったですねo(^-^)o

東京からだとちょっと遠いですね(^^;

| きよ | 2015/09/03 08:15 | URL |

おはようございます\(^_^)/

琴平駅、なつかしいです。お疲れ様でした。たくさん歩かれましたね。なんだか、こっちまで足がガクガクしてます。金丸座は、玉名の八千代座にそっくりですね‼
私も、小銭を貯めて……

| ドラたん | 2015/09/03 08:01 | URL | ≫ EDIT















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